相続登記は必要書類を集めて手続きをする

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相続登記の必要書類は相続のケースによって異なります。もっとも基本的な法定相続人による相続の場合は比較的シンプルですが、複雑な場合にはそれぞれのケースごとに相続登記の必要書類を用意することになるでしょう。書類の取得先は市町村の町役場などが中心のため、土曜日や日曜日、祝日などは出向くことができない可能性もあります。また、日中は仕事をしているといった場合にも窓口の時間内に訪れることが難しくなるため注意が必要です。

相続登記の必要書類の中でも基本的なものには、相続人全員の戸籍謄本と被相続人の戸籍謄本、被相続人の住民票の除票などが挙げられます。さらに不動産を取得する人の住民票、不動産の固定資産評価証明書なども用意しておきましょう。収入印紙なども必要になりますが、これは郵便局やコンビニに加えて手続きを行う法務局でも購入することができます。もっとも手間がかかるのは被相続人の戸籍謄本です。

死去した時のものだけではなく出生時からのものが必要になるため、引っ越しなどを繰り返していた場合には取得手続きに時間がかかる可能性があります。戸籍謄本もまた他の公的な書類と同じように市町村などの役場で取得することになりますが、営業時間内に足を運ぶことが難しい場合には取得サポートを行なっている司法書士などを頼るのもおすすめです。家族が死去した中での相続登記の必要書類集めは多大な労力が伴うため、自力での対処が難しい人は専門家を頼ると良いでしょう。

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